happy medium。

極・極近い知人が心の病にかかってしまった。

鬱、というのか・・・この手の病に無縁なのでよくわからないんだけど・・・突然意味もなく落ち着かなくなって、ウロウロせずにはいられなくなったり、眠れないんだそうな。
食欲も全くなく、顔色サイアク。話てても突然不安そうな顔になって黙ったり、部屋の中をウロウロ歩いたり・・・確かにいつもの彼女とは違う。こりゃ重症だ、って;
センシティブな病気なだけになんて声をかけてあげればいいのかもわからない・・・。

彼女は結婚後仕事を辞め専業主婦に。専業になるのはご主人の希望であり、働くことが余り好きではない本人の希望でもあったよう。
のちに二人の子供ができ、どっぷり子育てに専念していた。ご両親は遠方、ご主人は朝早くから夜遅くの勤務、という中だったのでほぼ自分一人で二人を育て上げた。

そんなんでも幼稚園の役員や習い事、レジャーと忙しく過ごし、楽しそうだった。子育てをまかせっきりにしているせいか、ご主人は「やりたいことをやるといいよ」とお金のかかることも好きにやらせている感じだった。いつも「子供との思い出づくりなの~」と言っていろいろ習い事をさせていたのが印象深い。
そんな中、あまりにも子供・家庭中心の生活をしている彼女を見て一度聞いたことがある。
「小学生になったら、子供に手がかからなくなったら、なにするの?」と。そのときは「料理でも習いに行くわ~」と言っていた。実際、上の子が就学した辺りからスポーツクラブ等に入会し、クラスに出たりしていたよう。専業主婦で家族の為に過ごす毎日になんの不満もなく過ごしているように見えた。


で、現在下の子も就学、小5、小2。小さい頃あれこれやっていた習い事は成長につれ間引きされ、現在はスイミングに週1行くだけらしい。
上の子は部活をやっていて帰宅は17時過ぎ。下の子は15時あたり。どんどん手がかからなくなってきて・・・。


で、今・・・。
発病のきっかけは、なんと、


町内会の役員にくじで当たってしまったこと。


これを聞いた時私の顔にははっきりと「なんじゃそりゃ」と書いてあったはず・・・私ははずれそうな顎を抑えながら深刻(そうな)顔で「た、大変な仕事かもしれないけど、いい経験になるんじゃん?」と言ってみた。
彼女もそう思うらしい。周りの人たちも協力してくれるし、めったにない機会だからいい経験になる・・・そう思ってはいるんだけど、そのことを考えると眠れず、不眠が3日続いた時にはとうとうご主人がキレて「一軒一軒「役員はできません」って謝って周るから、断れ」と言ったそう。まぁ、確かに。


この事件。
原因は私的に

「神経細胞のムダ使い」
「悩むに値しない出来事」

にしか過ぎないんだけど。
専業主婦の彼女にしてみれば。結婚して10年以上、「家の事」関連「だけ」して過ごしてきた彼女にしてみれば一大事!なわけで。「クダラナイ」とはかたづけられない。

仕事(お勤めするヤツね)でもしていれば、「家の事」と「会社の事」と二つを考えている神経があるので、他の物事と比較して町内会役員うんぬんで悩むなんてどれだけ非生産的でくだらないことがわかると思う。私も保育園の父兄関連でイラっとする度に「こんなことでアタクシの貴重な神経を使うなんて勿体ない」と思ってサラっと忘れるし。

本人もくだらないことで悩んでいる、とわかっていながらまだ悩んでしまうのはそのことしかないから。目下の悩みが「幼稚園のママさんたちとの人間関係」とか、くっだらなくって正直興ざめだけど、専業主婦の人には重大な問題なんでしょ?それが生活の中心なんだもん。


この件って私がずっと考えていた、「専業主婦のリスク」のひとつ。
「専業主婦になること」って、すっごいリスキーだと思う。

1他人(夫の事)に経済的支援を100%期待し、自分の労力を「家族」の為に100%費やす。

ということは。

極論だけども、
夫 を 失ったとき または 夫の経済支援が途切れた時点で 家計は破綻。

子供についてもそう。
子供に自分の希望のすべてをかけたら、裏切られたとき、自分の思い通りの道を進まなかったとき、子供にどう接するのか。

そもそも子供も1個人。親といえど、絶対思い通りになるわけがない。

さらに、事故にあったら、病気になったら、天災がきたら、夫が逃げたら(苦笑)・・・と 万が一を考えるとキリがないけれど、回避できるリスクはぜひ回避したい。
人を、家族を信用してない?う~ん、本当に、100%、丸腰に信用していいものなんてないと思う。例え自分の子供でも親でも。

なので、人間働けるうちは勤労して、自立しているほうが安全。
大の大人1人丸ごと勤労せず、家事育児に専念するなんて、そもそも勿体無いような・・・。

「自分を犠牲にして~」「家族を犠牲にして~」なんてことにならずに、happy mediumなところでバランスよく生きられるのが理想。じゃないと一つのことに特化してるとそれに挫折したとき、終わったとき、心のよりどころがなくなっちゃうんじゃないかって。


そんなこと思いながら、でも彼女に仕事するのは向いてない、ってわかってるから奨めないけど。
ただ、ただ、彼女の早い回復を祈る・・・。

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